大阪公演 鉄道バリアフリー情報。

JR「大阪駅」と「天王寺駅」大阪市営地下鉄・御堂筋線「梅田駅」のバリアフリー状況を
実際に歩いて確認をしてきました。その結果、JR「大阪駅」と御堂筋線「梅田駅」の接続
については以前に書いた記事の内容と実際の状況が私の勘違いにより、違っていたことに
気がつきました。記事を参考にされていた皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。ここに
お詫びを致しますとともに記事の修正を行いましたことを最初にお伝えいたします。

今回の記事では、次の内容についてまとめております。

　■Ａ．JR「大阪駅」のエレベータについて
　■Ｂ．JR「大阪駅」と御堂筋線「梅田駅」のエレベータによる接続について
　■Ｃ．JR「天王寺駅」のエレベータについて

詳細なルートについては

　★　JR「大阪駅」からJRで「鶴ヶ丘駅」「長居駅」に向かう場合は「Ａ」と「Ｃ」
　★　JR「大阪駅」から地下鉄・御堂筋線で「長居駅」に向かう場合は「Ａ」と「Ｂ」

を参考にしてください。


■Ａ．JR「大阪駅」のエレベータについて
JR「大阪駅」については、すべてのホームから改札口へ接続するエレベータが設置されて
います。ただし、改札口は「御堂筋口」または「南口」のみとなります。ホーム側の設置
場所はすべて「新大阪駅方向」のホーム先端となります。


【JR「大阪駅」のエレベータホーム側乗降口。（1・2番線を除く）】

なお、1・2番線（大阪環状線）ホームのエレベータのみが他のホームと違っています。


【1・2番線（大阪環状線）用エレベータホーム側乗降口。】

改札側乗降口なのですが、ホームによっては乗降口の方向や位置が変わりますので注意が
必要です。

◆1・2番線（大阪環状線）ホーム
　ホームから直接、改札に向かうことが出来ません。連絡通路で隣のホーム3･4番線の
エレベータを使用して改札に向かいます。

　
　【1・2番線（大阪環状線）ホームへ向かう連絡通路。】

　
　【連絡通路の奥にある1・2番線（大阪環状線）用エレベータ乗降口。】

　
　【連絡通路の3･4番線用のエレベータ乗降口。】

なお、3･4番線用のエレベータは他のホームのエレベータと違って、改札側乗降口は
改札方向ではなく、エスカレータ方向と反対側を向いています。


◆3・4番線ホーム
　ホームからエレベータが直接、1・2番線（大阪環状線）ホームへの連絡通路にも接続
しています。上にも書いていますが、他のエレベータと違って改札側乗降口は改札方向
ではなく、エスカレータ方向を向いています。（他と反対です。）

　
　【3･4番線用エレベータの改札側乗降口。】

　
　【1・2番線への案内も出ています。】


◆その他（5－10番線）のホーム
　エレベータを降りると、目の前が「御堂筋口」の改札前になります。大阪市営地下鉄・
「御堂筋線」に乗り換える場合はこのあとにも書きますが、そのまま「御堂筋口」から
　改札を抜けて「中央北口」へ向かいます。「大阪環状線」に乗り換える場合は上の情報
を参考にして「ホーム」→「改札前」→「3･4番線用エレベータ」→「連絡通路」と
いう順路で「連絡通路」の奥にある1・2番線（大阪環状線）用エレベータでホームへ
向かってください。詳しくは「駅平面図」を参考にしてください。
（「青線」が各ホームから「1・2番線ホーム」へのルートです。）

　
　【「大阪駅構内図」にルートを書き込んでみました。】
　（JR西日本様のホームページより「駅構内図」の必要な部分を使用しております。）
　（画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。）


■Ｂ．JR「大阪駅」と御堂筋線「梅田駅」のエレベータによる接続について
JR「大阪駅」と大阪市営地下鉄・御堂筋線「梅田駅」はJR「大阪駅構内」を抜けて北側に
ある「ヨドバシカメラ」の店内または東側にあるエレベータを使用することになります。
そこで、画像でJR「大阪駅・御堂筋口」から大阪市営地下鉄・御堂筋線「梅田駅」までを
追いかけてみたいと思います。

移動ルートは「JR「大阪駅」のエレベータについて」と同じ「駅平面図」を利用しますが
ルートは「赤線」になります。


【「大阪駅構内図」にルートを書き込んでみました。】
（JR西日本様のホームページより「駅構内図」の必要な部分を使用しております。）
（画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。）

まずはJR「大阪駅・御堂筋口」です。改札を抜けて左方向「御堂筋口コンコース」を北に
向かいます。


【JR「大阪駅」の「御堂筋口」。】


【「御堂筋北口」への案内看板。】

突き当たりに「御堂筋北口」の看板が見えますが、直進をせずに左に曲がってください。
すると「中央改札」の大きな看板が見えます。


【「御堂筋北口」の看板。「地下鉄」の案内もありますが、階段です。】


【「中央北口」方向にある「中央改札」の看板。】

途中にはコインロッカーが多く置かれているので、身軽にしていくことも可能です。また
トイレもあり、誰でも利用が可能な「多目的トイレ」もあります。ただし、ここのトイレ
だけは「紙」が用意されていないので注意が必要です。


【「中央北口」です。ちゃんと「ヨドバシカメラ方面」の案内もあります。】

「大阪駅改良工事」に伴う仮設の出入口です。ここを抜けると「ヨドバシカメラ」の前に
出てきます。ここの横断歩道を渡って「ヨドバシカメラ」の店内または東側に設置されて
いるエレベータで地下へと降ります。


【横断歩道の向いは「ヨドバシカメラ」。】


【おなじみ「ヨドバシカメラ」。】

「ヨドバシカメラ」の店内を経由して東側のエレベータから出入口を出ると「梅田駅」の
連絡通路と接続しています。


【「ヨドバシカメラ」側の出入口。】


【出入口側から見た連絡通路。「地下鉄」の案内もあります。】

「ヨドバシカメラ」の東側歩道に設置されたエレベータもほぼ同じ場所に降りてきます。
この先が大阪市営地下鉄・御堂筋線「梅田駅」の改札（北改札）となります。


【大阪市営地下鉄・御堂筋線「梅田駅」の北改札。】

ここからホームへ降りるエレベータへは少し距離がありますが、ゆるいスロープが続いて
います。「天王寺・なかもず方面」（1番線）も「新大阪・千里中央方面」（2番線）も
同じエレベータです。（「赤線」がルートです。）


【「梅田駅構内図」にルートを書き込んでみました。】
（大阪市交通局様のホームページより「駅構内図」の必要な部分を使用しております。）
（画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。）

終わりにいつもながらのMapion様の「地図ガキ」を使って、画像との位置関係をまとめて
おきます。


【JR「大阪駅」から地下鉄「梅田駅」へのルート。】
（画像をクリックすると拡大表示します。）


■Ｃ．JR「天王寺駅」のエレベータについて
エレベータが設置されている「東こ線橋」は階段側通路とエレベータ側通路の間に店舗が
続く二重構造になっています。その店舗の間に階段側通路とエレベータ側通路を結ぶ連絡
通路があります。


【阪和線地上ホームから見た「東こ線橋」。手前が階段、奥の通路がエレベータ側。】


【エレベータの「東こ線橋」（阪和線地上ホーム）側乗降口。】

大阪環状線が発着する11・12番線ホームからエレベータで上がると阪和線地上ホームへの
連絡は比較的分かりやすいのですが、大阪駅から「大和路快速」や「関空・紀州路快速」
に乗車した場合は発着する15・16番線、17・18番線付近は少し複雑なので「駅平面図」を
参考にしてください。（「赤線」が阪和線地上ホームへのルートです。）


【「天王寺駅構内図」にルートを書き込んでみました。】
（JR西日本様のホームページより「駅構内図」の必要な部分を使用しております。）
（画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します。）

乗車する車両は前から3両目がエレベータ付近となります。


【エレベータのホーム側乗降口。】


非常に長くなってしまいましたが、JR「大阪駅」から「大阪環状線」と地下鉄「梅田駅」
JR「天王寺駅」で乗り継ぐ場合のバリアフリー状況をまとめてみました。一番心配をして
いたJR「大阪駅」と地下鉄「梅田駅」周辺の流れが変わりそうな「阪急百貨店」の新店舗
オープンは「a-nation」終了後（9月3日）なので、バリアフリールートを使う以外でも
ルートの変更がないことを確認したので安心しました。


＊関連リンク＊
★「a-nation」大阪公演の詳細な鉄道アクセスガイド★
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【初めに「予告」編】

●ＪＲを利用する場合●
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【JR「大阪駅」編】
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【JR「鶴ヶ丘駅」編】
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【JR「長居駅」編】

●大阪市営地下鉄を利用する場合●
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【地下鉄「新大阪駅」編】
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【地下鉄「梅田駅」編】
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【地下鉄「長居駅」編】

●各方面への最終列車案内●
　・大阪公演　鉄道アクセス情報。【「最終列車」編】


＊追記＊
・タイトルの一部を変更しました。
（2009.08.24）