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「声人の日」in 大阪高槻1624 [Keizo Nakanishi]


(2014.01.13)

2014年の初LIVEはプチ遠征と言う感じで、高槻駅のすぐ近くにある「大阪高槻1624」と
いうLIVEスペースで行われた中西圭三さんの「声人の日」に行って来ました。タイトルの
とおり、この日は「成人の日」だったので、そこにかけて、LIVEのタイトルを「声の人」
つまり「声人(せいじん)」とされたそうです。

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【「声人の日」in大阪高槻1624。(チケットはSold Out)】

年始早々から行きたいLIVEはいろいろとあったのですが、時間的な都合などからこの日の
中西圭三さんの「声人の日」が2014年の初LIVEとなりました。本当は前日1月12日に神戸
で行われた寺尾仁志さん率いる「human note」との「阪神・淡路大震災」を祈念するLIVE
にも行きたかったのです。大人数での「Choo Choo TRAIN」を聴いてみたかったですね。


今回はLIVEスペースでのLIVEだったのですが座席は指定だったので、食事のことも考えて
開場時刻を少し過ぎた頃に「大阪高槻1624」へ到着しました。

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【「BERONICA」さんからのお花がありました。】

エントランスに前回、中西圭三さんのLIVEが行われた「京橋」の「BERONICA」さんから
お花が届いていました。また「大阪高槻1624」では、多くのアーティストがLIVEを行って
いるようで多くのサインが飾られていました。

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【「TM NETWORK」の木根さんのサイン。】

見ていると、身近なところでは何と「TM NETWORK」の木根尚登さんがソロでLIVEを
されていたようです。サインにはしっかりと「TM NETWORK」の文字がありました。

さて、エントランスから案内された座席は何と最前列のテーブルでした。今年のLIVEでは
ステージに近い場所が多いように感じます。手を伸ばせばすぐ横はステージという場所で
これは期待が出来ます。開演までに食事を済ませます。この日のLIVEはチケットとは別に
1ドリンク、1フード制でした。

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【私と妻は「カルボナーラ」。】

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【「娘は「マルゲリータ」。】

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【食後に「フラマンジェ」。】

この後も追加でオーダーをしたのですが非常にリーズナブルな価格で料理も美味しかった
です。

開演の18時30分を少し遅れて「声人の日」がスタートしました。オープニングアクトは、
前回の「BERONICA」と同様に大阪を中心に活動をしているNA-Oさんでした。オリジナルと
カバー曲によるメドレーでしたが、聴いていると前回よりも良い感じになっているように
思いました。久保田利伸さんの「La・La・La・LOVE SONG」を原曲のキーで歌えるのです
から十分に実力は持っているように感じました。これからの活躍に期待です。

いよいよ中西圭三さんの登場です。まずはアレンジャー(編曲者)であり、キーボードの
小西貴雄さんが登場しました。続いて中西圭三さんがステージに立ちました。最近はこの
「黄金コンビ」が多い感じです。(「BERONICA」や「宝塚音楽回廊」も同じでした。)

今回の「声人の日」は2部に分かれていて、1部はどちらかと言うと最近の中西圭三さん
の活動を表すような新しい作品が中心でした。これは今の音楽活動とこれまで楽曲を送り
出してきた中西圭三さんが最初の楽曲として「次の夢」の歌詞ように「新しいステージ」
に立つ素晴らしい音楽を聴かせる若い世代が多く出てきているということを「声」として
届けたのではないかと感じました。中西圭三さんもご本人がデビューする前から作曲家と
してその名前は知られており、私もこんなスゴイ楽曲を作れる日本人がいるのかと高校生
ながら頭を思いっきりハンマーで殴られたようなものすごい衝撃を受けました。その楽曲
とは「ZOO」の「Choo Choo TRAIN」でした。この楽曲で私は「中西圭三」という作曲家
の名前を知ることになったのです。「ZOO」のデビューから楽曲を手掛けていましたから
「ZOOのサウンド=中西圭三」と言っても過言ではありません。時々、MCで中西圭三さん
自身も「元ZOOです(笑)。」と言うぐらいですから、相当力をいれていたのでしょう。
また、小西貴雄さんも素晴らしいアレンジャーでその腕から名前が早くから知られており
あの広瀬香美さんの名曲「ロマンスの神様」も手掛けているのです。日本の音楽シーンで
ヒットを飛ばした2人が組めば当然「黄金コンビ」と言えるわけです。もちろん中西圭三
さん自身の名曲「Woman」もこの2人よる作品です。

まだまだ、音源にもなっていない先に書いた寺尾仁志さん率いる「human note」との楽曲
「Bloom! Bloom!~サクラ咲け!~」を小西貴雄さんのキーボードだけでコーラスも入れ
1人で歌ってしまう中西圭三さんですから、その「声」に持つパワーにはものすごいモノ
をいつもながらに感じます。

MCでこれまでの中西圭三さんと小西貴雄さんの関わりや音楽に関するエピソードを話す中
先輩でもある池田聡さんの話題になると小西貴雄さんが突然「モノクローム・ビーナス」
を弾き始めると中西圭三さんが「弾けるの?」と聞いた瞬間に思わず歌いだすという場面
があったり、ちょっとしたハプニングでシーケンサー(パソコン)から送り出される音源
と合わなかったりして「もう一度」という場面もありました。すると「機械は冷たい」と
2人は言われていました。確かに機械は冷たいですね。やってみたことがあると分かるの
ですが、音源を聴きながら楽器を弾く難しさや聴こえてくるはずの合図となる音がないと
入れないことがあるのです。完全に音源を機械に頼っていないからこそ起きるハプニング
なのです。機械の音源とカラオケはまったく意味が違うのです。

2部はまさに中西圭三さんと小西貴雄さんの世界そのものです。オープニングはカバーで
「You Raise Me Up」と「A Whole New World」でした。「A Whole New World」では、
大阪を中心に音楽活動をされている堀望美さんがゲストでステージに登場し、素晴らしい
「声」で中西圭三さんとの「コラボ」(中西圭三さん曰く「デュエット」)でした。正直
堀望美さんの「声」なら”Wendy Morton”との作品「Why Goodbye」を聴いてみたいです。

この後はジェットコースターのように飛ばして行きます。「Woman」「ぼよよん行進曲」
「Timing」と来れば立ち上がったり客席で踊る人も少なくありません。私もその1人なの
ですが・・・(笑)。

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【3枚目の中西圭三さんのオリジナルアルバム「Steps」。】

Lastは非常に珍しい楽曲「手のひら」でした。3枚目のアルバム「Steps」に入っている
静かなバラードです。私もとても好きな楽曲です。

ちらちらと楽曲を出して当日の「セットリスト」らしきものを書いておりますが、定番の
何曲かが出てきておりません。それもそのはずアンコールのために残しておいたと言って
良いかと思います。まずはアンコールで名曲「Choo Choo TRAIN」。ダブルアンコールで
「Ticket To Paradise」と続きました。これが「手のひら」の前に来ていると大変なこと
になっています。上手く「セットリスト」を考えられています。

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【「大阪高槻1624」にて。】

2014年の初LIVEに中西圭三さんを選んだのは正解でした。約2時間たっぷりと楽しませて
戴きました。聴いていつも想うのは、やはり私の身体を流れている音楽の半分は中西圭三
さんで出来ているということです。さて、今年はどれだけのLIVEに行くのでしょうか?。

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