SSブログ

「PowerMac G4 Cube」復活。 [12/27] [Macintosh]


この記事で長年使い続けたパソコン「PowerMac G4 Cube」が全く動作しなくなったと
書いたのですが、故障している可能性のある部品を取り寄せて修理をして行くうちに原因
が判明しました。それは「C-VRM」と呼ばれている「電源ボード」が何らかの原因で出力
が低下し、限界までアップグレードをしている私の「PowerMac G4 Cube」を起動させる
ことが出来なかったようです。おそらく電解コンデンサの劣化のように思います。

DSC06110.jpg
【これが原因の「C-VRM」と呼ばれている「電源ボード」。】

私が使用していた「C-VRM」は「PowerMac G4 Cube」に搭載されていたものではなく
「CPU」をアップグレードさせたときに同じブランドの高出力タイプに交換をしました。
そのため、予備に保管していた元々の「C-VRM」を使用してみると、あっさりと起動して
しまいました。代替品の入手が困難になっている「CPUカード」のトラブルではなくて、
安心したのですが、高出力タイプの「C-VRM」はさらに代替品の入手が出来ないパーツの
一つなのです。


元々、高出力タイプの「C-VRM」は生産数も少なく、製造していたブランドもすでに解散
してしまっており、日本製の代用品は存在するのですが、同じスペックの「Mac mini」が
購入出来るくらい高価なパーツとなっています。愛着もあるので、最良の状態で現役復帰
を「PowerMac G4 Cube」にはさせてやりたいのですが、正直高価な「C-VRM」を購入
するのはサンプル品でもあることから、かなりの勇気と決断が必要です。

そこで、以前に標準の「C-VRM」の放熱対策と延命をする放熱板があったことを思い出し
探してみたところ、良くお世話になっているアメリカのMacintosh専門店に在庫があった
ので取り寄せることにしました。今の時期は年末年始を挟むことから、到着までに時間が
かかることは承知の上での注文です。この放熱板も実は日本製で少し前なら容易に入手が
出来たものですが、現在は製作をしていたMacintosh専門の修理工房も販売を止めており
実質はアメリカのMacintosh専門店にある在庫のみとなっている感じです。私の手元には
純粋に「MacOS 9」を動かすためにもう1台「PowerMac G4 Cube」があるので2個注文
しました。これなら、予備に中古品の「C-VRM」を1枚持っていれば、今回と同じ状況に
なったときには放熱板を付け替えて、交換をすれば終わりなので、費用も安価に抑えられ
ます。(放熱板が4000円程度で、中古品の「C-VRM」が3000円程度です。)

DSC06109.jpg
【修理が完了し、復活した愛用の「PowerMac G4 Cube」。】

何よりも原因が判明し「PowerMac G4 Cube」が致命傷を負わずに復活することが出来て
本当に良かったです。やはり、発売されてから10年近く経過していますから、いろいろと
不具合も出てきます。後継機として準備した「Mac mini」と共存をさせながら、まだまだ
「PowerMac G4 Cube」は無理をさせない程度に現役で頑張ってもらうつもりです。この
年末年始の休暇は「Mac mini」と「PowerMac G4 Cube」を共存させて使用する環境の
準備に追われる感じがします。

何よりも愛用の「PowerMac G4 Cube」が復活してよかったです(涙)。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。