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柳ジョージさんを偲んで。 [10/18] [My Music]


イギリスのミュージシャン「エリック・クラプトン」とその音楽性が重なることなどから
「和製クラプトン」と呼ばれた柳ジョージさんが末期の腎不全のため10月10日に旅立って
逝かれました。享年63歳でした。生前にご本人が「僕は派手なことは似合わないよね」と
自己演出をまったくしなかったところが柳ジョージさんの特徴と言われています。派手な
演出も良いのですが、柳ジョージさんのように音楽番組でトークをされているときと演奏
されているときのギャップが私には、とても印象的なアーティストでした。温和な雰囲気
でちょっと照れくさそうに話をする姿とギターを持ち歌う姿はまったくの別人。ご本人の
言葉を借りると、まさに「カッコイイ男の歌」なのです。あの高倉健さんもお聴きになる
そうで、ディナーショーの開演前に突然訪ねて来て、上等なシャンパンをプレゼントした
エピソードもあるそうです。高倉健さんではありませんが「自分は不器用な男ですから」
という言葉が柳ジョージさんにも当てはまりそうです。

DSC09865.jpg
【アルバム「バーニング」より。(このアルバムもかなり貴重なようです。)】

私の世代からすると柳ジョージさんと言えば、少し前の世代では?と思われそうですが、
1996年に某ビール会社のCMで流れていた楽曲「バーニング」は聴いた瞬間に鳥肌が立った
そんな1曲です。そこで私は「柳ジョージ」というアーティストを知りました。あの声と
ギターが本当に「カッコイイ男の歌」ですね。

また、何かの番組で聞いたと記憶しているのですが柳ジョージさんは「大の飛行機嫌い」
で「あんな大きな鉄のかたまりが空中に浮かぶことが信じられない」と言っていたことが
とても印象的でした。私も「大の飛行機嫌い」で普段から、まったく同じことを口にして
います。そんなところからも柳ジョージさんは共感が持てたアーティストのひとりだった
のかも知れません。一度は生で聴いてみたかっただけに突然の旅立ちには驚きました。

最後に心から柳ジョージさんのご冥福をお祈り申し上げます。

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