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「firefox」&「Thunderbird」.[09/20] [Macintosh]

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【「Firefox」&「Thunderbird」】


「遅い夏休み」の間にこれまでなかなか出来なかったMacのメンテナンスを行いました。
ほとんどは古いファイルやデジカメの画像を整理することがメインでしたが、サポートや
開発が終了しているソフトの変更と更新も合わせて行いました。そのソフトはブラウザー
ソフトとメールソフトです。

ご存知のように私はMacユーザーなのですが、勤務先の関係でどうしてもWindowsを使う
必要があります。両方ともシステムに標準でインストールされているブラウザーソフトと
メールソフトがあるのですが、私にとっては「一長一短」であることや両方のシステムで
「出来れば同じソフトを使いたい」という欲張りな希望もありました。その性質上から、
パソコンの設定が変更出来ない勤務先の業務用パソコンはあきらめるとして、そのほかの
パソコンはブラウザーソフトには「Netscape」メールソフトには「Eudora」と統一をして
いました。しかし、MacでもWindowsでも使えた「Netscape」と「Eudora」は残念ながら
2007年末に開発とその販売(「Eudora」)が終了し、サポートも現在は終了しています。

余談ですが、他のソフトもMacとWindowsでは出来るだけ同じものを使用していました。
ワープロソフトも実はMicrosoft社の「Word」ではなくて、これも残念ながら販売が終了
したエルゴソフト社の「EGWORD」を長く愛用していました。当初は分割していたワープロ
機能とDTP機能が統合されて、紙を切り貼りする感覚で文書の編集が出来たことや同梱の
日本語入力プログラム「EGBRIDGE」がとても使いやすかったこともその理由の1つです。
(「EGBRIDGE」はMacのみでしたが、その使い勝手から単品でも販売されていました。)

日本語ワープロの代名詞であるジャストシステム社の「一太郎」の日本語入力プログラム
「ATOK」が「Word」全盛となっている今でも愛用しているユーザーが多いのは使い勝手の
良さにあるのです。MacもWindowsもシステムに標準搭載の日本語入力プログラムは相当
改善されていますが、使い勝手の面では「EGBRIDGE」や「ATOK」と同等とは言えません。

話が少し脱線しました。本題に戻すことにしましょう。なぜ、標準でインストールされる
ブラウザーソフトやメールソフトが「一長一短」なのでしょうか。ハッキリと言うならば
「使い勝手」と「好み」という部分も強いのですが、標準でインストールされるソフトは
利用者も多く、システムと連携している部分も多いので、ウィルス攻撃対象となりやすい
ことやシステム内では最適化されていても、ウェブサイトでは対応が出来ていないケース
も多いことが一番の理由なのです。(最近では「Internet Explorer7」が問題ですね。)

そこで今回、ブラウザーソフトとメールソフトを変更する際には、使用していたソフトの
開発元(販売元)が後継として推奨しているソフトを使用することにしました。両方とも
MacでもWindowsでも使えたソフトですから、推奨している後継のソフトも同じく両方の
システムで使用出来ます。そのソフトがタイトルの「Firefox」と「Thunderbird」。

この「Firefox」と「Thunderbird」はアメリカの非営利企業「Mozilla(モジラ)」が
プロジェクトとして開発した「フリーウェア」のソフトです。「Firefox」がブラウザー
ソフトで「Thunderbird」がメールソフトです。既に「Firefox」はセキュリティの高い
ブラウザーソフトであることが証明されており、多くのセキュリティサイトでは推奨する
ブラウザーソフトの1つになっています。

気になる「Firefox」操作性は使い慣れた「Netscape」とほとんど変わりがなく、移行も
スムーズな点でさすがは推奨しているブラウザーソフトと感じました。セキュリティ面が
高いと評価されている点もサイトに見られるアクセスすると、別ウィンドウが勝手に開く
「ポップアップ」が自動的にブロックされる機能やリンクで別のサイトに移動する際にも
新しいウィンドウではなく、タブとして元のページに重ねて表示する機能からも伺うこと
が出来ます。タブとして元のページに重ねて表示する機能は「Netscape」に無かったので
便利で気に入っています。

また「Thunderbird」も高機能なメールソフトで、受信したメールが迷惑メールであると
判断された場合には目印をつけてくれる機能などは非常にありがたいものです。ここまで
来ると操作性などは「Eudora」とほぼ同じです。情報では「Eudora」の後継となるソフト
は「Thunderbird」をベースに開発されているようですが、私がその新しいメールソフト
に再び乗り換えるかはかなり疑問です。このまま「Thunderbird」のユーザーとなること
でしょう。

さらに今回は勤務先でスケジュールの共有管理が上手く出来ないかと悩んでいたところ、
あるMacの専門誌で「Firefox」と同じ「Mozilla(モジラ)」が開発したスケジュール
管理ソフト「Sunbird」があることを知りました。何でもこの「Sunbird」にプラグイン
(「Mozilla」のソフトでは「アドオン」)を追加することで「Google」のカレンダーを
共有することが可能になるということで早速試してみました。

「Sunbird」の操作方法や「Google」のカレンダーを共有する方法も簡単で私からすると
Macに標準でインストールされている「iCal」と比べて、機能的にも共有が容易な点から
もはるかに使い勝手が良く優れています。「Google」のカレンダーならインターネットに
接続出来る環境があれば、どこからでもスケジュールの管理が可能です。

本音は「iCal」との連携がリアルタイムに出来れば申し分がないのですが、現状ではiCal
フォーマットで書き出して、読み取りファイルとして「iCal」で読み込まなければ無理な
ようです。なぜ「iCal」との連携にこだわるのか。それは「iPod touch」との連携のため
です。「iPod touch」用のアプリケーションで「Google」のカレンダーを取りこめるもの
があると解決なのですが、しばらくはそれを探すことが課題になりそうです。

「脱Microsoft」路線を考えている私には、キツネ(Firefox)と雷鳥(Thunderbird)
ハチドリ(Sunbird)といった動物の力が必要です。

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